River工房 ハンドメイドスーツ製作記④芯作成
スーツの芯はフォルムや堅牢さ、時には柔らかさを作り出す重要な部分です。表地の裁断は体に合わせて行っているのに、完成毛芯(既成の毛芯)を使っているもったいないケースをよく目にします。当店ではスーツの骨格、芯までパターンを起こしお客様の体に合わせて作ります。
まずは素材の選定です。バス芯、包胸芯、フェルト、毛芯・・・種類は様々で表地との相性を第一とし、次にお客様の着心地の好みや、見せ方も考慮して選定します。
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こちらが完成品です。お客様の各種、体の寸法から一つ一つ裁断し縫いあげます。バストのふくらみ等見て取れると思います。表地パターンと凹凸の位置を合わせることでより体にフィットしたスーツをになります。今回は構築性重視でバス芯+包胸芯×2+フェルトの4重芯で作っております。
制作動画も公開してますので是非ご覧ください。